タージマハル
2012年 06月 03日
ドライバーに、「ご来光を見るんだったら、何時に起きたらいいなかな?」 と聞くと、
「6時か、6時半でOKですよ」 とのこと。
この言葉を信じて、当日6時に起床。
6時半には車でタージマハルに向かって、朝日と共にタージマハルを見学♪ 予定でした。
(私は別にそこまでこだわってはいなかったのですが…)
しかし、ホテルの外へ出てみると
すでに外は明るく、太陽が照りつけ始めていたのです。
これには、彼もがっかり。
この後何度か、「タージマハルと朝日をセットで見れなかった」 と嘆いていました。
さて、そんなことはさておき、
私はとにかく念願のタージマハルが見れる! ことにワクワク。
まずは、専属ドライバーの運転で駐車場まで行き、そこで降ろされました。
というのも、車はここまでしか入れない。
ドライバーに、「ここからは、リキシャか馬車で行ってください」 と言われる。
車が停まろうとするところを狙い、
リキシャ&馬車の運転手がどっと車の周りに寄ってきました。
結局、それぞれの値段を聞き検討した結果、リキシャに乗ることに。
途中、建物の前で降ろされ、タージマハルへ入るためのチケットを買いました。
インド人と外国人では、チケットの値段がかなり違うようです。
ちなみに私たちは、一人750ルピーを払いました。(日本円で約1000円ちょっと)
更に今回は、彼がガイドが欲しいということで、
トランシーバーのように持ち歩ける、音声ガイドをレンタル。
これは、確か120ルピーほどだったと思います。
そして、ペットボトルのお水をもらって(ナゼだかチケットを買うと、お水がもらえます)
いよいよタージマハルへ!
再びリキシャに乗り、エントランスの少し手前で降ろされます。
荷物検査、身体検査をしていざ中へ。
まずはドーンッと構える、門。
門をくぐり中へ入ると、その先には…タージマハル!!!
近くに行くとこんな感じ。
とってもキレイ。
そして、タージマハルの裏側も。
お庭も素敵です。
門を潜り抜け、タージマハルに入るまでは靴は履いたままでオッケーですが、
タージマハルへは靴を脱いで入るか、もしくは靴カバーをくれるので、
カバーを付けて入らなければなりません。
タージマハルの美しさにうっとり。
そして、ゆったりとした雰囲気にのほほ~んとしてしまいました。
途中、インド人の子供たちに 「一緒に写真を撮って」 と言われたり、
おば様たちにニコニコ笑いかけられたり。
町とは違って、穏やかな時間を少しの間過ごせました。
さて、そんな素敵なタージマハルを後にして、チャイを一杯ひっかけて、
腹ごしらえをして、専属ドライバーの元へ今度は徒歩で戻りました。
次に向かったのは、Fatehpur Sikri “勝利の都” と呼ばれるところへ。
アーグラから南西39㎞にあるアクバル帝の城跡。
(詳しくは、ウィキペディアをご覧ください→★)
ここに到着した時点で、気温はきっと45度ほどいっていたと思われます。
熱風が吹き、外へ出ると暑さで脳みそが溶けそうなほど。
さすがに彼もこの暑さには参っていたのか、 「見に行く?やめとく?」 と聞いてきましたが、
せっかく来たのに見に行かないのはもったいない! ということで
彼の重い腰を起こして、いざ出発。
入場料を支払い、中に入ると早速ガイドのオッチャンが声をかけてきます。
なんでも政府公認のガイドらしく、そのことを胸を張ってアピールしてくるオッチャン。
最初は断っていましたが、彼がガイドが欲しいということで、
ここでも値段交渉をして、150ルピーを払いガイドしてもらうことに。
得意げに話すオッチャン。
途中座って水を売る女性発見。安全な水だと確認し、彼が水を飲む。
とっても広い敷地内です。
ざーっと案内してもらった後、オッチャンガイドからお兄さんガイドにバトンタッチ。
別の敷地を案内してもらいました。
インド人観光客でいっぱい!
敷地内を歩いていると、物売りの子供たちがしつこく付きまとってくる。
これには彼もイラっとして、「このままずっとついてくるなら、もう見学はここまでにする!」
と言うと、ガイドが子供たちを追い払い、少し落ち着いたのですが、
その後も再び現れ、ず~っと私たちにつきまとってくる子供たち。
「マダム、僕を見て。僕はマダムを見てるからね。後でまた戻ってきてね。マダム」
というような感じで、まだ7~8歳の子供たちがすでに同情を買うような商売文句を駆使し、
このように観光客たちに声をかけてくるのです。
カワイイけど、何だか切なかったな。
さて話は戻って、この敷地内の真ん中にはお寺があり、
その中でお願い事をすることができます。
こんな感じで赤い紐を結びながら、3つの願い事をします。
一つ結ぶたびに、1つの願い事ができるので、全部で3つの結びを作ります。
タージマハルとは違って、ここでは人にもまれ少し疲れてドライバーの元へ戻りました。
ここからは、車で再びデリーまで。
途中スコールにも遭いましたが、無事にデリーに到着。
初日と同じホテルに泊まり、明日は南インド、ケララ州へ移動です。