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ジョスのびっくり発言


私がフランスに来てすぐの数か月は、
ベジタリアンだったジョス。

しかし夏には体力がどうしてもついていかなくなり、
肉を食べ始めた彼。

がしかし、また少し涼しくなった秋頃には、
ベジタリアンに戻った彼。

がまたまたしかし、クリスマスには親戚の面前もあるということで
肉を食べ始めたジョス。

そして今はというと、肉も野菜もなんでも食べるジョスです。

と、1年であっちゃこっちゃと流れがあったのですが、
ジョスがベジタリアンから肉も食べるようになった
年明けのある日曜日の早朝の出来事。

いつも通る道を車でブーンと走っていたときの事。

運転はジョス。
私は助手席で、朝も早かったこともあり
窓の外をボーっと眺めていました。

すると、突然

「あっ、イノシシや!」 とジョス。

※ちょうどこの頃、イノシシ狩りのシーズン終盤でした。

「えっ?!どこどこ?」 と私。

「道の脇で死んでたで。きっと夜中に誰かが車ではねたんやな…」

とここまではいいのですが、
この後のジョスの発言に思わず 
「え~~~~~!!!」 とツッコまずにはいわれませんでした。
(あっ、心の中でです)

「ナオミ、持って帰る?今ならまだ肉新鮮やと思うで。」

「え~~~~!!!」

「あ、でも車の中めっちゃ臭うよな。」

「いや、それはそうやし…」

(っていうか、あんだけ肉食べたら、殺された動物のネガティブなエネルギーを感じる、
 とかって言ってたん誰やっけ…?)


と結局、車を停車することなく、目的地まで行き
用事を済ませたのですが、帰り道には、

「イノシシ絶対誰かが持って帰ってるで。」 と断言するジョス。

私も興味深々によ~く道の脇を見ていると、
何メートルか先に個体が見えてきました!

「あっ!まだおるで!……… ていうか、白い……
 って、イノシシちゃうやん!!!」

「あ……ホンマや…イノシシちゃうな。なんやろな。」

とそのまま会話は終了。


まあでも、イノシシを持って帰ることにならなくてよかったと一安心。


しかし、実際こんな事はたまにあるようで、
地元の人たちはみんなイノシシの肉が大好きなので、
もしこんな状況に遭遇すれば、90%の確率でイノシシを持って帰るよう。

私も一度フランスのイノシシの肉を食べましたが、
確かに美味しかったです。


と、こんなことがあったある日曜日の朝でした。
by naomusic | 2014-02-20 00:04 | フランス男子との生活 | Comments(0)

奈良からフランス南東部の片田舎に嫁いだ元ヨガ講師。いつでもどこでも自然を、そして人を愛する中年女子の日々の諸々を綴ったブログです。


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