ジョスのびっくり発言
2014年 02月 20日
私がフランスに来てすぐの数か月は、
ベジタリアンだったジョス。
しかし夏には体力がどうしてもついていかなくなり、
肉を食べ始めた彼。
がしかし、また少し涼しくなった秋頃には、
ベジタリアンに戻った彼。
がまたまたしかし、クリスマスには親戚の面前もあるということで
肉を食べ始めたジョス。
そして今はというと、肉も野菜もなんでも食べるジョスです。
と、1年であっちゃこっちゃと流れがあったのですが、
ジョスがベジタリアンから肉も食べるようになった
年明けのある日曜日の早朝の出来事。
いつも通る道を車でブーンと走っていたときの事。
運転はジョス。
私は助手席で、朝も早かったこともあり
窓の外をボーっと眺めていました。
すると、突然
「あっ、イノシシや!」 とジョス。
※ちょうどこの頃、イノシシ狩りのシーズン終盤でした。
「えっ?!どこどこ?」 と私。
「道の脇で死んでたで。きっと夜中に誰かが車ではねたんやな…」
とここまではいいのですが、
この後のジョスの発言に思わず
「え~~~~~!!!」 とツッコまずにはいわれませんでした。
(あっ、心の中でです)
「ナオミ、持って帰る?今ならまだ肉新鮮やと思うで。」
「え~~~~!!!」
「あ、でも車の中めっちゃ臭うよな。」
「いや、それはそうやし…」
(っていうか、あんだけ肉食べたら、殺された動物のネガティブなエネルギーを感じる、
とかって言ってたん誰やっけ…?)
と結局、車を停車することなく、目的地まで行き
用事を済ませたのですが、帰り道には、
「イノシシ絶対誰かが持って帰ってるで。」 と断言するジョス。
私も興味深々によ~く道の脇を見ていると、
何メートルか先に個体が見えてきました!
「あっ!まだおるで!……… ていうか、白い……
って、イノシシちゃうやん!!!」
「あ……ホンマや…イノシシちゃうな。なんやろな。」
とそのまま会話は終了。
まあでも、イノシシを持って帰ることにならなくてよかったと一安心。
しかし、実際こんな事はたまにあるようで、
地元の人たちはみんなイノシシの肉が大好きなので、
もしこんな状況に遭遇すれば、90%の確率でイノシシを持って帰るよう。
私も一度フランスのイノシシの肉を食べましたが、
確かに美味しかったです。
と、こんなことがあったある日曜日の朝でした。