南米旅行記 その⑰
2012年 03月 19日
なんと6:30に目覚める…
ツアー中早起きをしていた名残に違いない。
この日は14人部屋に泊まっていましたが、
部屋のほとんどの人がまだ寝ている状態。
できるだけ音をたてないようにそーっと起き、
シャワーを浴びて、ツアー仲間と約束した12:00までに用事を済ませることに。
まずは溜まっていた洗濯物をランドリーへ持っていき、
その日の夜行バスでボリビアに移動予定だったので、
バスのチケットを取りに行きました。
バスターミナルには、沢山のバス会社のカウンターがあり、
それぞれ行先を表示してあるので、直接カウンターに行って何時にどこまでバスがあるかを確認。
そして、料金をそれぞれの会社と比べて、安さ、所要時間、バスの質(実際には確認できませんが)
を考慮して、どこのバス会社にするかを決定します。
私は、ボリビアのラパスまで行く予定だったので、
いくつかのカウンターで料金と時間を聞き、結局一番安い会社にしました。
“NUEVO CONTINENTE” という会社。
他のバス会社が80Solであったのに対して、ここの会社は70Sol。
10Sol安かった。(でも一緒のバスだったイギリス人の男の子たちは80Sol払ったそう)
バスチケットも買い、とりあえず一安心。
後はパッキングをして、みんなでランチを楽しむのみ!
この日のランチは、ツアーガイドのHugoがおすすめする、Ginea Pig(モルモット)!
彼の好きな動物は、このモルモットのはずなのに、食べるんだね…と思いましたが、
このモルモットが美味しいレストランがあるらしく、そこへみんなを連れていってくれることになったのでした。
2歳になるHugoの息子も一緒に。(最初はすっごく人見知りだったのに、段々慣れてきて
仲良くなり、後半は私にちょっかいをかけてくるようになりました 笑)
さて、そのモルモットですがどんな形で食べられるのか。
レストランでは、フライかグリルかが選べます。
ワンプレーとが大きいようだったので、アイルランド人クレムと半分こすることにしました。
さあその気になるプレートがこちら↓
見事に形そのまんま。
そして、どう半分出てくるのかと思ったら、
タテに真っ二つに切られていました。
添えられているものは、大きなポテトと
大きなチリ(唐辛子)の中に野菜とひき肉をつめてフリッターにしたもの、
真ん中の黒いものは、ソーセージ。
モルモットは、皮が分厚く、なかなか食べるのが大変でした。
さすがに、全部は食べられませんでした。
外ではこんな形でも売られていました。
さて、モルモットを堪能しランチの後はメンバー何人かと町の市場へ。
そこでお土産を買ったり、フルーツジュースを飲んだり。
普段は人が沢山いる市場のようですが、この日は人は少なめ。
少しぶらぶらして市場を出て、友達と話をしながら歩いていました。
ちょっと狭いゲートのある通りを歩いていたときに、なんとなくフッと後ろを振り返ると、
なんと!!!私の白い財布をおばちゃんが持っているっ!
とっさに、「スリだ!」 と判断しすぐに取り返すことができました。
幸いにも、後ろからも人が来ていて
そのおばちゃんはすぐに逃げることができなかったので取り返すことができましたが、
もし走って逃げられてでもしていたら、そのまま取られていたかも。
友達と一緒にいて油断していたということ、
ちょうど旅に慣れてきていたということが重なり、
財布をリュックの取られやすそうな後ろポケットに入れてしまっていました。
ボリビアに行く前に、「気をつけなさい」 というメッセージをもらったようでした。
(後でガイドブックを見ると、市場の周りはスリが多いので注意!と書いてありました)
ちなみにスリに遭ったのがここ。ゲートの左側。
クスコに行った際には、みなさんも注意してくださいね。
さて色々あったクスコの旅も、とうとう終わりを迎えます。
仲間とバイバイして、ランドリーを取りに行き、バスターミナルまでタクシーで向かいました。
ターミナルで、ツアー仲間だったスイス人カップルと再び会うことができ、
お互いの旅の無事を祈り、バスに乗り込みました。
ラパスまでは約17時間。
何事もありませんように…
バイバイ、クスコ。